今回は天才といわれる人たちのなかでも高IQの人たちに焦点を当てた雑記にしたいと思います。
情報源は主にネット(笑)。IQについて書かれている本って意外と少ないような気がします。
前置き
まずIQに焦点を当てた話になりますので、独創性やらEQ(こころの知能指数、人徳の高さみたいなもの)についてはさておきます。
ちょっとドライかとも思いますが、話が変わっていくのを避けるために、話はIQに固定してずらさないことにします。
でも、サイト主の書い人が『IQ至上主義!』とかいうわけではないですよ。
IQ(知能指数)ってなに?
知能指数という訳(翻訳)からも分かるように、知能の発達の度合いについて数値化したものです。
人類の平均IQは100になります(参考までに、東大生の平均は120と言われています)。
物事を同時並行で処理したり、複雑な問題を素早く正確に解いたりする能力になります。
規則性のあるクイズなどを解くのが早い人などが顕著(けんちょ)に該当するはずです。
IQが高いとどうなる? 長所(利点)
学校などの勉強ができる(言わずもがな)。
相手の考えが読める(その時の状況やわずかな表情やしぐさ、たたずまいなどから総合的に勘案(かんあん)して判断する)。
情報や仕事の同時並行処理(マルチタスク)などが得意。
複雑で込み入った物事を簡単に考えられる。
IQが高いとどうなる? 短所(欠点)
同世代の人(特に子供のとき)と話が合わない(他の子と比べて頭が良すぎるため)。
学校の授業が退屈・苦痛(既に理解しているか、すぐに理解できることをノロノロと教わるハメになる)。
なぜ(他の人たちが)簡単に理解できないのかが理解できず、他人に物事を教えるのが下手。
IQが高いとどうなる? 性格
知的好奇心などが豊富で、本などで調べものをするのが大好き。
興味のないことには徹底的に無関心。
感情に流されず、冷静(論理的に物事を考えられるため)。
高IQが役に立たなかった事例
ウィリアム・ジェイムズ・サイディズというアメリカの天才(神童)がいましたが、精神を害したためか、ほぼ能力を発揮することなく生涯を終えています。
6歳で大学レベルの試験で合格点を取った、などとんでもない天才・神童ではあったのでしょうが、天才児教育の精神的な有害さが指摘されています。
もう一言
IQが高い、と一口に言っても程度はありますね。人並みよりは高い(IQ110~120)、かなり知能が高い(IQ130~140)、天才といって差し支えない(IQ150~)、人外というか、考えるための遺伝子・脳の構造の人(IQ200~)など。これらの表現は書い人のオリジナルですが、そこまで的外れでもないはずです。
現在、世界一IQが高い人物はマリリン・ボス・サバントという女性で、その数値はIQ228だそうです。
歴史上の人物でIQが高そうなのは数学者のオイラー、ガウス、ノイマンあたりでしょうか。
特にノイマンはIQ的な賢さでは頭一つ抜けているような。
独創(創造)性ではオイラー・ガウス2名のほうが凄そうですけど。
アルキメデスもすごかったらしいですが、昔過ぎてあまり凄さが分かりません(調べたらいいと思うけど)。
他には万能の人と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチや、文豪だったりドイツの宰相(さいしょう)としても功績を遺(のこ)したゲーテなどもIQが高かったらしいです。
個人的に好きな天才を挙げただけかもしれませんね。
天才と言われればよく出てきて有名なアインシュタインはIQ160~190だそうですが、信ぴょう性には疑問が残ります。
まとめ
最初にも書きましたが、書い人は別にIQ至上主義者ではありません。
個人的な研究(あるいは考察)の対象として興味深いから気になっているだけです。
IQが高いからなんでもできるわけではない、とは肝に銘じておきたいですね。